カナダを代表する世界遺産のカナディアンロッキー山脈自然公園群。
おとずれた人々に感動を与える壮大な大自然の中には、いったいどんな動物たちが暮らしているのでしょうか。
今回は、もしかするとカナダの旅先で出会えるかもしれないカナディアンロッキー山脈の野生動物9選をご紹介していきます。
この記事のもくじ
カナディアンロッキー山脈の大自然
カナディアンロッキー山脈は世界遺産に登録
1984年に、4つの国立公園と3つの州立公園を含んだ地域が世界遺産に登録されたカナディアンロッキー山脈自然公園群。
3000m級の山々に囲まれた美しい氷河湖や渓谷。
さらには、古代生物の化石なども豊富に発見されるそうです。
カナディアンロッキー山脈には、圧倒されるほどの壮大な大自然だけでなく、地球規模の時間を感じる事ができる貴重な場所なんですよね。
カナディアンロッキー山脈の野生動物
手つかずの自然が残るカナディアンロッキー山脈に暮らしている動物は、ほとんどが大型の動物。
それではさっそく、カナディアンロッキー山脈には、どんな動物たちがいるのか見ていきましょう。
☟他にもカナディアンロッキー山脈に関する記事はコチラ
カナディアンロッキー山脈の野生動物9選
ビーバー
カナダだけでなく北米のほぼ全域に生息するビーバーは、体長が80〜100cm、尻尾の長さが30cm前後、体重が10〜30kgの水辺に暮らす動物です。
1975年には、国を象徴する動物の意味を持つカナダの国獣に認定されたそうです。
ビックホーン・シープ
ビックホーン・シープは太く渦巻いてる角が特徴の羊です。
体長が150〜170cm、体重が100kg前後あり、北部で暮らす方が体が大きいらしく、カナディアンロッキー山脈には体重が200kgを超す個体もいるとか。
オスの角は大きいもので長さが1mを超えて、重さが14kgほどになることもあるそうです。
マウンテン・ゴート
マウンテン・ゴートは白い毛が特徴の山岳地帯に暮らすヤギで、体長が140〜190cm、体重が65〜135kg。
夏季は標高の高い場所に移動するので、見かける可能性は冬の方が高いようですね。
可愛い体型に似合わず、2つに広がった蹄を使って断崖絶壁も簡単に登ってしまうそうです。
カリブー(トナカイ)
サンタクロースの相方として有名なトナカイは、体長が120〜220cm、体重が60〜300kg。
カナディアンロッキー山脈に生息する鹿の中では小さい方ですが、シカ科では唯一のオスとメス両方が角を持つのが特徴です。
エルク(ワピチ)
エルクは現存する全ての鹿の中では2番目に体の大きな鹿で、体長が200〜240cm、体重が220〜320kg。
カナディアンロッキー山脈の北側にあるジャスパー近郊では頻繁に見かけることが出来ますが、意外に凶暴らしいので注意が必要ですね。
ムース(ヘラジカ)
オスは横に広がる巨大な角を持つ世界最大の鹿で、体長が240cm〜310cm、体重が大きいもので800kg以上の個体も確認され、角の幅は最大で2mを超すこともあるそうです。
とにかく大きくて存在感のある大型動物なので、ドライブの途中に突然見かけると本当にビックリします。
ブラックベア
ブラックベアはカナダ全域の森林に生息するクマで、体長が120〜200cm、体重が大きいもので400kg以上。
性格は比較的おとなしくて臆病らしく、カナディアンロッキー山脈でも見かけることは少ないようですね。
グリズリー(ハイイログマ)
グリズリーは日本に生息するヒグマと近縁で、肩がこぶ状に盛り上がっているのが特徴です。
オスの体長が250cm以上、体重が最大で450kgの個体もいるそうです。
大型動物ですが、時速50kmほどの速さで走り、泳ぎも得意なようです。
その時の状況を記事にしたので、是非こちらもご覧ください。
オオカミ
日本では絶滅してしまったオオカミですが、カナディアンロッキー山脈には生息しています。
体胴長が100〜160cm、体重が25〜50kg。
夜行性なので、カナディアンロッキー山脈の町に暮らす地元民でも滅多に見かけることがないらしいので、もし遭遇できたら(してしまったら)凄くラッキーですね。
まとめ
日本最大の陸上動物として知られるヒグマのオスでも、体長が200cm前後、体重が250kgほどなので、カナディアンロッキー山脈の動物は全体的に大型なのがわかりますよね。
カナディアンロッキー山脈を旅行すれば、もしかすると宿泊しているホテルやドライブで休憩した場所のすぐ近くで、彼らが息をひそめてこちらを観察しているかもしれませんよ。
今後の励みになりますので、この記事が役に立ったら下のボタンから“シェア”をお願いします(^O^)/