広大な面積の国土を有するアメリカには、日本では見る事が出来ないような驚きの景色がたくさんあります。
美しい景色やエネルギーを感じるパワースポット、時には恐ろしくなるような絶景まで。
例えどんな素敵な場所に訪れたとしても、普段と違う時間を過ごせた経験は一生の思い出になるはずです。
今回は、アメリカ屈指の神秘的な人気観光地であるアンテロープキャニオンについてご紹介していきます。
この記事のもくじ
アンテロープキャニオンの場所は?
アンテロープキャニオン(Antelope Canyon)は、アメリカ南西部のアリゾナ州にある2つに別れた渓谷です。
渓谷の1つは、先住民族のナバホ族の言葉で「水が岩を流れる場所」と呼ばれるアッパー・アンテロープキャニオン。
もう1つの渓谷は、「螺旋の岩石アーチ」と呼ばれるロウワー・アンテロープキャニオン。
アッパーとロウワー、どちらも幻想的な景色によって世界中の観光客や写真家を魅了しているそうです。
アンテロープキャニオンは太陽光が魅力
日本人にとって、アンテロープキャニオンは聞きなれていない名前の観光地かもしれません。
ですが、『世界の果てまでイッテQ!』などの人気テレビ番組でも紹介されていたので、テレビで見たことがある人は多いと思います。
アンテロープキャニオンでは、30〜40mほどある渓谷上部の隙間から入り込む太陽光が地表に照らされる光景は有名ですよね。
神秘的な太陽光の光景は、太陽が渓谷の真上に来る正午付近の短い時間だけに見られる限定的な現象のようです。
観光はアッパー・アンテロープキャニオンが人気
アッパー・アンテロープキャニオンは地表と同じ高さにある渓谷の為、岩などを登る必要がなく、太陽光の差し込みが多いのも観光客に人気の理由です。
ロウワー・アンテロープキャニオンは、アッパー・アンテロープキャニオンから数キロ離れた場所にあります。
現在のロウワー・アンテロープキャニオンは階段が設置されていますが、以前は散策をするのにロープやハシゴを使っていたそうです。
観光のしやすさに違いがあるためか、アッパーは観光客、ロウアーは写真家に人気があるようですね。
アンテロープキャニオンはツアー参加が必要
今では観光地として大人気のアンテロープキャニオンですが、観光地化されたのは1990年代に入ってからです。
実は、アンテロープキャニオンを散策するには先住民であるナバホ族のガイドが必要。
ガイドを付けるという条件がある為、アンテロープキャニオンの観光はツアーに申し込むのが必須だそうです。
一度に観光できる人数制限もあるので、旅行前にツアーの事前予約した方が良いかもしれません。
インターネットで申し込みをする場合は、ツワーの詳細を日本語で確認する事ができるようです。
実際の予約画面が英語だとしても、日にちや時間帯などを選択するだけなので、英語が苦手な方でも簡単に予約はできると思います。
アンテロープキャニオンは鉄砲水の危険性も
アンテロープキャニンには、鉄砲水による危険性があります。
ツアーでの人数制限をしているのも、鉄砲水による危険性が大きいらしく、鉄砲水の可能性が高い日はツアーが中止になることもあります。
アンテロープキャニンから数十キロ離れた場所の雨でも鉄砲水の可能性があるので、情報係が常に情報を集めているそうです。
アンテロープキャニンのような細い渓谷内で鉄砲水が来ると逃げ場はないですが、鉄砲水が関わって作られた地形なので文句は言えませんよね。
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アンテロープキャニオンはインスタ映え
アンテロープキャニオンの画像をInstagramに投稿してる人はたくさんいます。
日本人の旅行者も増えていますが、アンテロープキャニオンならインスタ映えしないわけがありませんね。
出典:Instagram
まとめ
アンテロープキャニオンは、アリゾナ州を訪れたなら絶対に行ってみたい場所ですね。
限定的で多少の運も必要かもしれませんが、きっと想像もできないような素晴らしい感覚を得られる旅ができると思います。
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