エクストリームスポーツの最高峰として知られるXゲームでは、BMX(自転車)のビッグエアが採用されています。
スピード、滞空時間、難易度、すべてが異次元のスポーツに感じるほどの大迫力。
落差がおよそ10mにもなる巨大なジャンプで、華麗なトリックに挑む選手たちには脱帽です。
そんなBMXのビッグエアが、オリンピック種目になる可能性について考えてみました。
この記事のもくじ
BMXについて
BMXはバイシクルモトクロス(Bicycle Motocross)の略で、レースやジャンプなどをする競技用の自転車です。
日本でのBMXは、公園などで曲芸師のようなトリックをする「フラットランド」のイメージが強いかもしれません。
実はBMXにも、スノーボードやスケートボードのように色々な競技があります。
BMXはオリンピック種目
2008年の北京オリンピックから、BMXレースがオリンピックの正式種目になりました。
オリンピックでは、スーパークロスと呼ばれるレースが採用されています。
コースの途中には、15mの距離を跳ぶジャンプ台が設置されることもあり、欧米を中心に人気の高い競技です。
東京オリンピックはBMXパークも採用
Xゲームでは、以前からBMXのパークやストリートなどのフリースタイル競技がおこなわれていました。
そしてついに、東京オリンピックでパークが正式種目に決定しています。
日本人選手では、中村輪夢さんに注目が集まっているので、活躍が楽しみですね。
BMXのビッグエアについて
日本ではスノーボードのイメージが強いビッグエアですが、XゲームではスケートボードやBMXでも採用されています。
巨大なジャンプ台を飛んだ後に、さらに巨大なクォーターパイプ(パイプの4分の1)と呼ばれる垂直な壁から飛び上がります。
下からの落差は最大で10m以上になるようですが、「かっこいい」と言うよりは、単純に「すごい」という感想になりますね。
BMXのビッグエア動画はコチラ
ジャンプだけでも大迫力ですが、宙返りや自転車を回すトリックなどによって、観客席は大盛り上がりです。
出典:YouTube
BMXのビッグエアがオリンピックで採用は?
東京オリンピックが開催されるまでは、BMXのオリンピック種目はレースだけです。
今ではオリンピックで6種目おこなわれているスノーボードも、初めて採用された時は2種目だけでした。
平昌オリンピックでは、スノーボードのビッグエアが採用されたので、将来はBMXでの採用も可能性はありそうですね。
まとめ
日本ではまだマイナーかもしれませんが、本場アメリカでは観客の数も多いです。
応援する側の熱量も伝わってくるので、これからもBMXの進化がとても楽しみですね。
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