夏の楽しみと言えば、キャンプと答える人は多いですよね。
美味しいものを食べたり、焚き火を眺めたり、なぜかすごく楽しい!
自由でのんびりとした時間を過ごせるのは、最高に贅沢です。
だけど、ぶっちゃけキャンプって荷物多くないですか?
特にファミリーやグループキャンプは、食料や飲み物の量が多くなります。
ちょっとでも、荷物を少なくしたい!
そんな時は、ペットボトルを有効活用するだけで、クーラーボックスの荷物を減らす事ができるんです。
この記事のもくじ
ファミリーやグループキャンプはクーラーボックス
人数が多いキャンプでは、クーラーボックが必須アイテムです。
一泊二日で両親と子供2人の4人家族なら、サイズは最低でも45Lはあった方が良いですね。
保冷剤をいくつか入れておけば、数時間はポータブル冷蔵庫になります。
クーラーボックは、大切な飲み物や食料を夏の暑さから守ってくれる縁の下の力持ち。
しかも、物を置くテーブルにもなるという優れもの。
ファミリーやグループキャンプは、クーラーボックスなくして成り立たないと言っても過言ではないでしょうね。
カップルキャンプは保冷バッグも便利
カップルキャンプやデイキャンプなら、保冷バッグやソフトクーラーボックスも便利です。
保冷剤を入れておけば、日影で数時間は冷蔵できます。
クーラーボックスよりも保冷力は落ちますが、コンパクトに折りたためるので、帰りの後片付けも簡単。
一泊二日のカップルキャンプなら、20L(10L×2個でも可)以上のサイズは欲しいですね。
冷やす飲み物以外にも、常温で平気なお茶などがあれば、水分は十分に足りると思います。
凍ったペットボトルは保冷剤と水分の二役に

飲み物vs保冷剤問題
クーラーボックスや保冷バッグには、保冷剤を使う必要があります。
保冷剤が多ければ多いほど、冷蔵される時間が長くなるので、なるべく多く入れておきたいですよね。
ただし、保冷剤は地味にスペースをとります。
「1本減らすか…」
こんな風に、飲み物vs保冷剤を増やすか問題に直面した人は多いはず。
中には、新しいクーラーボックスをもう1つ購入する人もいるでしょうね。
ペットボトルが保冷剤になる
僕は中身の入ったペットボトルを凍らせて、保冷剤の代わりにしています。
ガチガチに凍らせたペットボトルは、クーラーボックスに入れておくと、なかなか溶けません。
特に2Lのペットボトルは、かなり優秀な保冷剤になります。
当然ですが、炭酸飲料は凍らせたらダメです!
一泊二日のファミリーキャンプ(4人)なら、凍らせた2Lのペットボトル×2本。
二泊三日のファミリーキャンプ(4人)なら、凍らせた2Lのペットボトル×4本と、肉や魚も冷凍した方が良いですね。
クーラボックにつめた後は、隙間に入るだけの保冷剤を入れて準備万端。
出発の24時間前には、凍らせ始めた方が無難ですね。
ちなみに、水は凍ると膨張します。
ペットボトルの中身は、9割以下の量に減らしてから冷凍庫に入れましょう。(満タンだと割れる場合がある)
気温によって差はありますが、現地で食事を始める1〜2時間前には、凍らせた食料の解凍を始めます。
飲み物を全て凍らせると、すぐに飲める物がなくなるので、凍らせない飲み物も用意してください。
ペットボトルは保冷剤から飲み物に変わる
ペットボトルを保冷剤にすると、当日の夜はもちろん、次の日の朝でもしっかりと冷えた飲み物が飲めます。
その日の気温やクーラーボックスの保管場所によっては、昼まで冷えてる場合もあります。
ペットボトルは、保冷剤の役目を終えると、今度は飲み物に変わります。
以前、二泊三日のキャンプで試した時には、2Lのペットボトル×4本+凍らせた食料+保冷剤で、ペットボトルの水は三日目の朝まで冷えていました。
冷蔵時間を長持ちさせるコツは、保冷剤がなるべく溶けないように凍ったペットボトルの近くに置くこと。
さすがに、二日目の朝ほどではなかったですが、それでも十分に冷たかったです。
食料品に関しては、加工品以外の肉や魚は保存状態を確認しながら、帰る前日の夜までに食べた方が安心ですね。
保冷バッグやソフトクーラーボックスでも、凍らせたペットボトルと保冷剤で、日影保管なら夜まで十分に冷えています。
サイズが小さいタイプなら、500mlのペットボトルを必要な本数だけ使いましょう。
ペットボトルは潰しやすい物がオススメ
飲み終わったペットボトルは小さく潰せるタイプがオススメです。
ゴミとしての場所もとらないし、まんがいちキャンプ場に捨てる場所が無くても持ち帰りが簡単。
来た時よりも疲れているはずなので、帰りの荷物は少ない方が気は楽ですよね。
もしクーラーボックスが空なら、バーベキューの匂いがついた服などを入れましょう!
多少ですが、車に付く匂い対策にもなるはずです。
キャンプの氷は魔法瓶で保管

キャンプ中に、飲み物用の氷を長時間保存する方法もあります。
サーモスなどの魔法瓶に氷を入れ、クーラーボックスに凍ったペットボトルと一緒に保管。
クーラーボックスが冷えている内は、サーモスの中の氷は、ほとんど溶けません。
冷蔵庫の製氷機で作った氷より、市販の密度がある氷の方が長持ちします。
入り口が細いタイプは氷が入りづらいので、ある程度は広めのタイプが使いやすいですね。
氷の入れやすさを考えると、スープ用のサーモスがオススメです。
一つ持っていれば、普段から会社で暖かいスープを飲めるのも、スープ用の良いところなんですよね。
スープ用に氷を入れる場合は、しっかり洗ってからにしましょう。
普段から使っていると、スープの残り香が氷に移る可能性があります。
ナルゲンがキャンプに便利
キャンプやアウトドアでは、ナルゲンがあると便利。
ナルゲンは凍らせる事ができるボトルです。
ペットボトルと同じで、凍らせる場合は9割以下の水量にしましょう。
かなり頑丈なので、キャンプなどのアウトドアで大活躍します。
本格的な登山をする人などにも、ナルゲンとサーモスの愛用者は多いんですよね。
僕もこの2つは、長年愛用している信頼のアイテムです。
まとめ:少ない荷物でスマートなキャンプを目指す
ペットボトルを凍らせて使っている人は、たくさんいるはずです。
保冷剤が少なくても、冷蔵できる時間が確実に長くなります。
実際に荷物が減るのは少量ですが、選ぶクーラーボックスのサイズを小さくできるかもしれません。
何かを工夫する事は、キャンプの醍醐味の1つです。
自分が考えたアイディアを駆使すれば、キャンプはさらに楽しくなりそうですね。
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