バックカントリー

スキーで崖からクリフジャンプ!落差78mの衝撃着地で結果がヤバイ?

手つかずの山などを滑るエクストリームスキーでは、巨大な岩や崖からジャンプをする人たちがいます。

クリフジャンプと呼ばれ、プロスキーヤーなら高さ15m以上の崖から飛ぶこともあるそうです。

そんなクリフジャンプの歴史の中で、伝説になっているジャンプがあります。

>落差78mという崖からスキーでジャンプする世界記録に挑戦したスキーヤーの結果がすごいことになっていました。

クリフジャンプをするスキーヤー

偉大なクリフジャンプの記録に挑戦したスキーヤーは、アメリカ出身のジェイミー・ピエールさんという方です。

フリースタイルプロスキーヤーとして、過去にいくつものクリフジャンプに成功したことでも知られていました。

数々のクリフジャンプに挑戦

ジェイミー・ピエールさんのクリフジャンプへの挑戦は、1999年頃から始まったそうです。

整備されたスキー場とは違い、何が起きるかわからない状況の山の中では経験と技術が必要。

クリフジャンプの挑戦を始めた当初は12〜15mの崖を飛んでいたようですが、年々高さが上がり、30m級、50m級にも成功しました。

クリフジャンプの世界記録に挑戦

ジェイミー・ピエールさんが56mのクリフジャンプに成功した後は、当時の世界記録だった69mを超えることを目標に様々な崖を見に行ったそうです。

そして、2006年にアメリカのワイオミング州にあるグランド・ターギー・リゾートのバックカントリーで、およそ78mのクリフジャンプに挑みました。

出典:YouTube

クリフジャンプで無傷の生還

飛び出しから3分の1くらいの高さまでは安定してるように見えましたが、半分を過ぎた頃には背中の方向に回転が始まっています。

身体は元の体勢に戻ることは無く、ほとんど頭からの着地にも見えますね。

すぐにサポートスタッフが助けに向かいましたが、最後は残りの斜面を笑顔で滑るほどの余裕。

信じられなくて、初めてジェイミー・ピエールさんの映像を見た時は声を出して笑ってしまいました。

クリフジャンプ78mの高さをビルで比較

すべての建物に当てはまるわけではありませんが、78mは日本の集合住宅でいうと25階くらいの高さです。

聞いてるだけでも足がスクみそうですが、ジェイミー・ピエールさんはビルの25階くらいの高さからスキーに乗ってジャンプをしたんですね。

クリフジャンプの世界記録が更新

ジェイミー・ピエールさんの綿密な計画によって樹立した偉大な記録は、わずか2年後の2008年に破られました。

ノルウェーのプロスキーヤー、フレッド・シバーセンさんが撮影中に意図せず(事故で)崖からジャンプ

奇跡的に命に別状が無かったことで世界記録の更新になりました。

気になる新記録の高さは驚きの107m

命が無事で何よりでしたね。

☟他にも世界記録に関する記事はコチラ

https://hirohiroblog.com/ski-highair/

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まとめ

スキー界の歴史的クリフジャンプを何度も成功させてきたジェイミー・ピエールさんですが、2011年にアメリカのユタ州で雪崩事故により38歳の若さで他界したそうです。

新たな巨大クリフジャンプを見ることはできませんが、ジェイミー・ピエールさんの残した数々の功績と今でも語りつがれる伝説のクリフジャンプはスキー界で生き続けるでしょう。

広見
広見
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