ビックマウンテンスキーヤーで国際山岳ガイドや講演会の講師もつとめる佐々木大輔さん。
長年にわたって世界中の名峰をスキーで滑るという過酷な挑戦を続けてきました。
冒険家として活動している一方で、普段は家族との時間を大切にする一人の男性でもあります。
そんな佐々木大輔さんの経歴や活動を支える家族、世界初の偉業についても調べてみました。
この記事のもくじ
佐々木大輔のプロフィール
名前読み:ささき だいすけ
生まれ:1977年
出身地:北海道札幌市
職業:ビッグマウンテンスキーヤー、国際山岳ガイド、講師
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佐々木大輔のスキー経歴
佐々木大輔さんは、3歳からスキーを始めたそうです。
子供の頃に冒険家・植村直己さんの著書「青春を山に賭けて」を読んで、山への憧れを持ったようですね。
スキーのインストラクターや山岳ガイドなどを経験した後、手つかずの雪山を滑る「ビッグマウンテンスキーヤー」としての活動をスタート。
過去にはヒマラヤ山脈や南米パタゴニアの山、グリーンランドではシーカヤックを使ったスキー遠征をしたこともあるとか。
他にも南極観測隊に参加した時には、極寒の山地で2ヶ月間のキャンプ生活を経験。
日本では、NHKのドキュメンタリー番組で北海道利尻島にある厳冬期の利尻岳を滑っていました。
世界中を冒険してきた佐々木大輔さんは、普通では考えもしないような経験をしていることがわかりますよね。
佐々木大輔と同姓同名のスキーヤーがいる
ちなみにですが、佐々木大輔さんと同姓同名で日本人唯一のスキーベースジャンパーがいます。
2人は同い年で昔からの知り合いでもあり、大人気のテレビ番組「クレイジージャーニー」にも出演していました。
きっとお互いに新しい挑戦を続けてきた立場として、とても良い刺激になっているでしょうね。
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佐々木大輔の目指したビッグマウンテンスキーとは?
これまでに世界各地の山岳地帯を滑ってきた佐々木大輔さんは、アラスカにある北米最高峰のデナリ山頂からのスキーを計画しました。
冒険家である植村直己さんが世界初の冬季単独登頂を成し遂げた山であり、亡くなった山でもあるデナリ(当時はマッキンリーの呼称)。
そんな場所で、スキーを使った大冒険をいつか自分もしてみたいと考えていたそうです。

佐々木大輔が世界初の挑戦に成功
2016年にデナリの下見を終えた佐々木大輔さんは、2017年に偉業を達成。
標高6190mの山頂から挑戦した南西壁は、複雑な地形で岩が多く、最大斜度は60°、標高差は約3000mもありました。
斜面というよりは、崖に近いかもしれませんね。
過去にもデナリでの滑降経験はあったそうですが、この時は世界初ルートでの挑戦。
順調に上から下まで滑り、見事に目標だった大冒険を成功させました。
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佐々木大輔の嫁や子供は?
佐々木大輔さんは、2007年に結婚していました。
奥さんは2002年ソルトレイクオリンピックのスノーボードハーフパイプで8位入賞の、三宅陽子(佐々木陽子)さんでした。
世界で活躍するスキーヤーとオリンピック入賞のスノーボーダーというビッグカップルに、当時はかなり注目されたそうです。
以前出演したテレビ番組では、生まれたばかりという末っ子が登場していたので、2人以上のお子さんがいるようですね。
夏は登山ガイドで冬はスキーガイドをしてる冒険家のお父さんは、子供たちにとって自慢の存在でしょうね。
まとめ
家族を養いながら、子供の頃に憧れた冒険に向かって挑戦を続けてきた佐々木大輔さん。
危険と隣り合わせの生活ですが、人が何かに一生懸命になる姿をお子さんたちに見せたいのかもしれませんね。
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