北海道発のローカル番組として大人気の『水曜どうでしょう』は、国内外の旅を中心にした管理人も大好きな番組です。
旅慣れのせいか、出演者たちは美しい景色を見ても感動が薄いリアクションが多いんですよね。
ところが、普段はあまり感動をしないメンバー全員が声を出して感動した景色があります。
その景色は、アメリカ屈指の人気観光地であるグランドキャニオン。
巨大な渓谷のグランドキャニオンですが、水曜どうでしょう班が本当に感動したすごい景色が気になったので、実際に行ってみました!
この記事のもくじ
『水曜どうでしょう』の旅を追ってみた
『水曜どうでしょう』がグランドキャニオンを訪れたのは、アメリカ横断の旅をした時です。
番組初期の企画とは言っても、すでに日本各地やオーストラリアとヨーロッパ諸国を旅してきた水曜どうでしょう班のメンバー。
旅に疲れてくると、メンバー同士だけでなく、食事や景色にさえ文句を言うのが醍醐味のYouTube的な番組。
普段は旅の景色に対する感動が薄い水曜どうでしょう班のメンバーですが、初めてグランドキャニオンを目にした時の大泉洋さんは、あまりの感動に笑うだけ。
ミスター(鈴井貴之)は「これは本当あれだね。見ないとダメだよ。おいで!」とコメントしていました。
ミスターに「おいで!」と言われたし、アメリカに用事があったので管理人はグランドキャニオンに行ってみることに。
「水曜どうでしょうのファンだしね…」
グランドキャニオンの行き方

グランドキャニオンの観光は、ラスベガス(ネバダ州)からスタートするのが定番です。
車なら4時間少々でつきますが、バスやセスナ機などのツアーもたくさんあるようですね。
管理人がグランドキャニオンに行った時に滞在していたのは、グランドキャニオンがあるアリゾナ州の隣に位置するユタ州のソルトレイクシティでした。
ソルトレイクシティからグランドキャニオンまでは、車でおよそ10時間。
のんびりと2日間の移動時間をかけて、レンタカーのドライブを楽しみました。
グランドキャニオンは巨大渓谷

グランドキャニオンは、圧倒的な大きさのスケールを持つ巨大渓谷です。
- 断崖の平均の深さが約1200m
- 長さが446km
- 幅が6〜29km
- 最も深い地点が1800m
数字だけ見ても、スケールの大きさがわかりますよね。
グランドキャニオンは地球の歴史的な価値と圧倒的な景観が評価されて、1979年には世界遺産にも登録。
グランドキャニオンの最も古い地層は、20億年前の地層まで侵食されているそうです。
グランドキャニオンは途方も無い年月で完成
グランドキャニオンは、およそ7000万年前に1500〜3000mも隆起したと言われるコロラド高原が、雨水から流れ出たコロラド川によって4000万年かけて侵食されました。
大地が山の高さまで隆起するなんて信じられませんよね。
現在のような渓谷になったのは200万年前だと言われてますが、もちろん人類はまだ誕生していません。
グランドキャニオンは、恐竜が生きていた頃から始まった壮大な時間によってできた地形ですが、途方もない年月をかけて現在の巨大渓谷になっていったんですね。
グランドキャニオンは柵がない

グランドキャニオンの絶景について正直に言うと、目の前にある景色のすごさが最初はよくわかりませんでした。
ふと気がつくと、現実感のなかった広大すぎる景色に見とれていたという感覚です。
グランドキャニオンでは、メジャーなビューポイントにはしっかりとした柵がありますが、柵無しで断崖を覗き込める場所もたくさんあります。
断崖に立つのは怖いですけど、景色をよりリアルに感じることができるのもグランドキャニオンの魅力でしょうね。
危険な場所にも柵が無いのはアメリカの観光地らしいと思いますが、稀に重大な事故もあるので「自己責任の国」を感じる事もできました。
グランドキャニオンは夕日も綺麗

グランドキャニオンの巨大な断崖に、夕日による光と影のコントラストができる光景は圧巻です。
もちろん夕日だけでなく、朝日もキレイだと思います。
ちなみに入園料(2019年4月現在)は、車1台$35で7日間有効なので、家族や友人と行けばかなりお得な入園料だと思います。
もし、公園内の有料キャンプ場が空いていればキャンプでの宿泊もできるので、大自然の中で夢のような体験ができそうですね。
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まとめ
日本人にも人気が高いグランドキャニオンでは、価値のある貴重な景色を見ることができると思います。
さすがは、水曜どうでしょう班を満足させた景色。彼らの言葉やリアクションに嘘は無い事がわかった旅でした!
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