これまでに、数々の“高スペック小型アクションカメラ”を生みだしてきたGoPro。
初期モデルの発売当初は、アウトドアやスポーツでの使用が中心でしたが、現在ではテレビ番組、動画投稿サイト、資料撮影などで重宝されています。
GoProが誕生して以来、様々なシーンで撮影の可能性が無限に広がりましたよね。
今回は、そんな小型アクションカメラの歴史を作ってきたGoProの中で最も小さいカメラについてご紹介します。
この記事のもくじ
GoPro HERO5 Sessionについて
GoPro HERO5 Sessionのスペック
- ビデオ撮影の解像度が最高で4K/30fps
- 写真撮影の解像度が10MP(1000万画素)
- クラウドサービスへの自動アップロード機能
- 音声操作(7ヵ国語対応)機能
- 1つのボタンでOn/Offと撮影が可能
- 10mの防水(従来の専用防水ケースが不要)
- これまでのGoProマウントでも使用可能
- デジタル手ぶれ補正
GoPro HERO5 Sessionの価格
HERO5 Sessionは2016年10月から発売されたGoProの中で最も小さいカメラです。(2020年3月現在)
発売当初の公式サイトでの価格は、税抜きで定価38,000円でした。
GoPro HERO5 Sessionの紹介動画
日本語字幕もありますので、開発者の思いや言葉を聞きたい方は是非ご覧ください。
出典:YouTube
GoPro HERO Session(前モデル)との比較
実際に、GoPro HERO SessionとGoPro HERO5 Sessionのどちらも使用してみれば、比較できるポイントはいくつも出てくると思います。
今回は、基本的な変わった箇所や新機能と、個人的に気になったところをピックアップしてみました。
ビデオ解像度と写真の画質がアップ
HERO Sessionの最高解像度が1440p/30fps、写真の画素数が8MP(800万画素)でした。
対して、HERO5 Sessionの最高解像度4K/30fps、写真の画素数が10MP(1000万画素)と大幅に進化しています。
重さが軽くなった
HERO Sessionは、本体のみの重さがわずか74gの衝撃デビューでしたが、HERO5 Sessionはさらに軽くなって72gです。
HERO Sessionが発売された時ほどのインパクトはありませんが、スペックが上がって少しでも軽くなったのは凄いですよね。
新機能に初のデジタル手ぶれ補正
HERO5 Sessionには、GoProで初めて手ぶれ補正機能がつきました。
GoProはアクションカメラのパイオニア的存在でありながら、HERO5 Session以前のモデルには、他メーカーが搭載しているような高性能手ぶれ補正機能が無かったんですよね。
新機能に音声操作が搭載
音声操作はアクションカメラでは初めてだと思われますが、発売当時は個人的に一番気になった機能です。
7ヵ国語(英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、中国語、日本語)に対応していて、例えば「写真撮って!」と言うだけで、ボタン操作をしなくても写真撮影ができます。
小さい子供やペットを抱きながらの撮影や、動きながらの撮影もできるので、撮影の可能性は広がったようですね。
クラウドサービスが充実
HERO5 Sessionは、撮った映像や写真がクラウドサービスGoPro Pulsに自動でアップロードする事ができます。
常に編集作業の準備が始まっている状態なので、専用アプリを使えば自動で音楽に合わせて編集してくれて、映像の切り替えや文字の追加などもできるようです。
慣れれば誰でも2分ほどで作業ができるようになるらしいので、フェイスブックやインスタグラムなど、SNSにも簡単に投稿できますね。
GoPro HERO Session(前モデル)と同じ箇所
操作ボタンは1つのまま
HERO5 Sessionは、HERO Sessionの時からボタン1つですべての操作が可能です。
小さいサイズ感だからこそ、1つのボタンで全ての操作ができるのはシンプルだし、使いやすそうですよね。
専用防水ケースが不要
HERO Sessionから同じく、専用防水ケースが無くても10mの防水に対応しています。
ケースを使用しないので、音声の録音にも優れているようですね。
スマートフォンでの操作
アプリを使えば、スマホからの設定や遠隔撮影も可能です。
撮りたい映像や写真を、スマホ画面で確認しながら撮影が出来るのはうれしいですよね。
まとめ
小さいサイズながら高スペックで、可愛いキューブの形は女性ユーザーに人気がありそうですね。
GoProが自信を持って作り上げたHERO5 Sessionは、またしても映像の常識を打ち破ってくれたモデルだったと思います。
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