東京オリンピックの正式種目に採用され、一躍注目を集めているサーフィン。
中学生の時から日本代表の強化指定選手に選ばれた、中塩佳那さんに期待が高まっているようです。
幼少期には壮絶な経験をしたことで、海に対する強い想いを持っている選手なんですよね。
今回は、そんな中塩佳那の経歴や高校と父親、プロサーファーの兄についても調べてみました。
この記事のもくじ
中塩佳那のプロフィール
名前読み:なかしお かな
生年月日:2004年1月29日
出身地:宮城県仙台市
身長:150cm
体重:非公表
競技:サーフィン
(2019年6月現在)
出典:Instagram
中塩佳那の主な大会成績
- 2017NSA全日本級別選手権大会woman’sクラス:優勝
- 2017ジュニアオープン選手権大会ガールズクラス:2位
- 2017NSA全日本選手権大会ガールズ(U18):優勝
- 2018NSA全日本選手権大会ガールズ(U18):優勝
- 2018北日本サーフィン選手権大会:優勝
中塩佳那のサーフィン経歴
中塩佳那さんは、お父さんとお兄さんの影響で5歳からサーフィンを始めました。
身近に教えてくれる人がいたおかげか、すぐにサーフボードの上で立てるようになったそうです。
サーフィンを始めて以来、ほぼ毎日を海に入る生活を続け、13歳の時には日本サーフィン連盟のガールズランキング(U18)で1位を獲得。
現在は、東京オリンピックに向けた強化指定選手にも選ばれています。
もちろん才能もあったと思いますが、中塩佳那さんはある大きな出来事を経験したことで、今の結果にも繋がっているようです。
中塩佳那は震災で移住
2011年に発生した東日本大震災の影響で、中塩佳那さんが生まれ育った宮城県仙台市のサーフスポットが被害を受けました。
馴れ親しんだ海は、とてもサーフィンができる状態ではなかったそうです。
当時まだ7歳だった少女にとって、は大きなストレスになったでしょうね。
サーフィンをしたいという子供たちのために、仕事のあるお父さんを残して家族3人は千葉県一宮町へ移住。
東京オリンピックの競技会場になる一宮町で、中塩佳那さんはメキメキと実力をつけていきました。
きっと子供ながらに秘めた想いを持ちながら、サーフィンを続けてきたのでしょうね。
中塩佳那の父親は?
中塩佳那さんは、父親の義幸さん、母親の周子さん、兄の裕貴さんの4人家族。
サーフィンを始めるきっかけになったお父さんは、特にプロサーファーというわけではなく、趣味で続けていたようです。
父親がサーファーというだけでも、同級生の友達に自慢できますよね。
お父さんは自分が大好きなスポーツで、娘の活躍が見られるのは嬉しいでしょうね。
中塩佳那の兄はプロサーファー
お兄さんの中塩裕貴さんは、現在プロサーファーとして活動しているそうです。
中塩佳那さんにとっては、身近にいる師匠のような存在だとか。
中塩家を見ていると、アスリートには家族のサポートが必要で、大きな支えにもなっているのがわかりますよね。
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中塩佳那の高校は?
中塩佳那さんは、中学卒業後に千葉県立大原高等学校へ入学。
インスタグラムで、自ら入学したことを報告していました。
この学校は海が近いので、サーフィンの練習がしやすい環境なのかもしれませんね。
東京オリンピックの時点でも、まだ高校生の中塩佳那さんは注目度が高くなりそうですね。
まとめ
中塩佳那さんは、東日本大震災復興をかかげている2018北日本サーフィン選手権大会で優勝しました。
開催地は自分がサーフィンを始めた仙台市の海でしたが、いつか昔のように「人々が近づける海に戻したい」という目標があるそうです。
オリンピック出場と合わせて、この大きな目標を達成してもらいたいですね。
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