サーフィン

五十嵐カノアは五輪で日本代表?天才サーファーの二重国籍問題とは⁈

「チームVisa」のCMに出演しているイケメンサーファーの五十嵐カノアさん。

アメリカ生まれのため、日本と合わせて2つの国籍を持つ二重国籍保持者の可能性があります。

そのため、以前はアメリカと日本のどちらの代表でオリンピックに出場するのかに注目が集まったんですよね。

グローバル化が進む現代で、五十嵐カノアさんの例を参考に、これから増えてくると思われるアスリートの国籍問題について調べてみました。

五十嵐カノアの国籍について

出典:Instagram

ハーフのような名前の五十嵐カノアさんですが、両親は永住権を取得してアメリカに暮らしている日本人です。

生まれた土地を子供の国籍とする“出生地主義”のアメリカで生まれたので、日本とアメリカの2つの国籍を持っているようです。

多民族の国であるアメリカには、世界各地からの移住者が暮らしています。

そういった文化的な背景からも、五十嵐カノアさんのように複数の国籍を持つのは、それほど珍しいことではないそうです。

日本で二重国籍は認めらていない

現在の日本では、両親の国籍どちらかを子供の国籍とする“血統主義”のため、二重国籍(多重国籍)は認められていません。

日本の国籍だけを持つ人が、日本以外の国籍を取得した場合(例えば日本の国籍だけを持つ人が、アメリカの国籍を取得した場合)は、その時点で日本国籍を失うそうです。

五十嵐カノアさんのようにアメリカ生まれの二重国籍者は、原則として日本では22歳までに片方の国籍を選ぶ義務があるようです。

世界的な活躍をするプロサーファーの五十嵐カノアさんにとって大事な問題だと思いますが、もう少し調べてみると意外な事実がわかりました。

五十嵐カノアの二重国籍問題は?

五十嵐カノアさんは、二重国籍が認められているアメリカで生まれたので、アメリカで国籍に関する問題はありません

問題の日本についてですが、国籍取得の手続きをしないまま22歳を過ぎたとしても、実際には日本の国籍はそのまま保持され、それ以降でも手続きはできるようです。

五十嵐カノアの国籍問題は特に問題なし?

ここからが少し微妙な解釈になりますが、仮に日本国籍を選択したとしてもアメリカでは二重国籍が認められています

さらに、アメリカ国籍の放棄手続きは簡単ではないらしく、日本国籍を取得する際には、アメリカ国籍の離脱に対して努力義務が発生するそうです。

つまり、出生地主義のアメリカで生まれた五十嵐カノアさんの場合、アメリカが国籍放棄を認めない限りは二重国籍のままという状態になります。

税関でパスポートを2つ持つ必要がありますが、手続きをしていれば特に罰則などといった問題は無いようですね。

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五十嵐カノアはオリンピックでどっちの代表?

2017年と2018年に、US(全米)オープンで2連覇の快挙を達成した五十嵐カノアさん。

当然の事ですが、東京オリンピックから採用されるサーフィンで注目が集まっています。

新種目のメダル候補なので、気持ちとしては日本代表で出場してくれると嬉しいですよね。

五十嵐カノアがオリンピック日本代表で出場の意思表明

オリンピックに出場して金メダルを取ることは、五十嵐カノアさんにとって子供の頃からの夢だったようです。

アメリカ代表としても十分に出場できる実力はありますが、現在は日本代表としてオリンピックに出場したいという考えを持っているとか。

もし日本代表としてメダル獲得をすれば、日本のサーフィン業界全体の底上げにもなると思います。

五十嵐カノアさんのオリンピックでの活躍を期待してる人は多いでしょうね。

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まとめ

国籍問題を抱えるアスリートは多いと思いますが、その国々による決まりがあるようですね。

五十嵐カノアさんの場合は、オリンピックに出場すること事態に関して大きな問題は無さそうです。

どちらの国の代表だとしても最後に決めるのは本人なので、東京オリンピックでの活躍を楽しみにしています!

広見
広見
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