オリンピックやXゲームなど、世界的な活躍が注目されるスノーボード。
空中での華麗な演技が人気ですが、他のスポーツと比べて怪我のリスクも大きそうですよね。
そんなスノーボードの事故による大怪我で、下半身麻痺から奇跡の復活をしたプロスノーボーダーがいます。
今回は、カリスマとも呼ばれた岡本圭司さんの経歴や大事故、奥さんや友人の大きな支えについてご紹介していきます。
この記事のもくじ
岡本圭司のプロフィール
名前読み:おかもと けいじ
生年月日:1982年2月2日
出身地:兵庫県
身長:170cm
血液型:O型
職業:プロスノーボーダー
出典:Wikipedia(2019年6月現在)
出典:Instagram
岡本圭司のスノーボード経歴
岡本圭司さんは、20歳の頃からスノーボードを始めました。
スポーツを始めるには遅いスタートかもしれませんが、きっと才能もあって努力もしたのでしょうね。
わずか5年後の2007年には、東京ドームで行われた世界大会『X-TRAIL JAM』で“most impressive rider”を受賞。
競技以外では、スノーボードプロダクション「HYWOD」の代表を務め、映像撮影やイベントにも精力的に活動してきました。
「HYWOD」には、Xゲームなどで活躍する世界的なトッププロスノーボーダーの角野友基さんも所属しています。
また、岡本圭司さんは俳優の野村周平さんとの交友もあり、芸能界に入る前はスノーボードの選手をしていた野村周平さんに教えていたこともあったそうです。
他にも、人気スノーボード番組「ノーマターボード」のMCを務めるなど、日本スノーボード界のカリスマとして活躍してきたようですね。
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岡本圭司が大事故で下半身麻痺
それまでは順調に見えた岡本圭司さんのスノーボード人生に悲劇が襲いかかりました。
2015年に撮影中の雪山で事故にあい、ヘリによる緊急搬送で手術。
結果は脊椎損傷による下半身麻痺でした。
医師からは、一生車椅子の可能性もあると告げられたそうです。
事故のショックも合わせて、岡本圭司さんにとっては本当に辛い宣告だったでしょうね。
岡本圭司の現在は雪山に復帰
事故当時は不安や恐怖ばかりだったようですが、岡本圭司さんは前向きに懸命なリハビリに挑戦。
事故からおよそ1年後には、ゲレンデでスノーボードができるまでに回復しました。
その後は脊椎損傷に関するランニングイベントに参加するなど、同じような怪我をした人や多くの人に感動を与えているようですね。
岡本圭司はパラリンピックを目指している
岡本圭司さんは、スノーボードクロスという競技でパラリンピックを目指しているそうです。
スノーボードクロスは、平昌パラリンピックで成田緑夢さんが銅メダルを獲得した競技なんですよね。
ジャンプ台もあって危険がともなうコースでの競技ですが、怪我を克服して新しい挑戦に挑む姿勢がすごいですよね。
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岡本圭司の嫁がすごい
岡本圭司さんは、2010年に結婚して男女2人のお子さんがいます。
奥さんは3歳年上で名前は純子(すみこ)さんという方で、岡本圭司さんの復活には純子さんの献身な支えがあったようですね。
純子さんは岡本圭司さんの事故翌日から毎日3時間かけて動かない足をマッサージ。
「たぶん足は一生動かない」という岡本圭司さんに対して、「大丈夫」という言葉をかけ続けていたとか。
すると事故から17日後に足首に反応があり、車椅子や立位訓練をへて、3ヶ月を過ぎた頃から歩行訓練を開始できるまで回復したそうです。
自分の夫が人生に関わる大怪我をした時でも、良くなると信じていた純子さんの精神力は立派だし、家族の支えは奇跡を起こすことがあるんですね。
岡本圭司と友人の約束
岡本圭司さんの友人である角野友基さんは、事故から2週間後にロサンゼルスで行われた世界屈指のビッグエアコンテスト「Air+Style」の最終戦で優勝。
“RIDE FOR KEIJI(圭司のために)”と書かれた板に乗り、世界初の大技を成功させました。
実は事前に角野友基さんから電話があり、「(自分が)優勝すれば(岡本圭司さんの)足も動くようになる」と宣言されたそうです。
そして、世界トップ選手たちを相手に圧倒的な大技で優勝をしました。
友人の有言実行を見て、岡本圭司さんは辛いリハビリに頑張る気持ちをもらったようですね。
角野友基さんの優勝と岡本圭司さんの復活には、2人の信頼関係が大きな力になっていたのかもしれませんね。
まとめ
明るいキャラクターで年齢や男女問わずに慕われているという岡本圭司さん。
まわりが認める努力家でもあるようなので、回復は必然だったのかもしれませんね。
奇跡の復活をとげた岡本圭司さんのさらなる活躍を楽しみにしています。
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