広大な自然を有するカナダの中でも、大人気の観光地として知られているレイク・ルイーズ。
エメラルド色に輝く湖のレイク・ルイーズは“宝石”と呼ばれ、昔から多くの人々を魅了してきました。
レイク・ルイーズの美しさは、カナダを代表する湖の1つと言っても過言ではありませんね。
今回は、そんなレイク・ルイーズに行ってみた感想とトレッキング中の絶景画像をご紹介していきます。
この記事のもくじ
レイク・ルイーズは“宝石”
レイク・ルイーズは、カナダ初の国立公園として知られるバンフ国立公園にあり、近隣の国立公園と合わせて世界遺産にも登録されている地域です。
水面の標高が1536m、周囲を3000m級の山々に囲まれたエメラルド色のレイク・ルイーズは、“カナディアンロッキーの宝石”とも呼ばれています。
レイク・ルイーズの綺麗なエメラルド色は、ビクトリア大氷原から流れてくる水に含まれている削られた岩粉が影響しているそうです。
日本ではあまり馴染みの無い色の湖なので、インスタ映えも間違いなしの絶景ですよね。
レイク・ルイーズの由来や場所は?
レイク・ルイーズの名前は、発見された当時のカナダ総督の夫人で、イギリス王室ビクトリア女王の4女であるルイーズ王女に由来しています。
湖畔から見える標高3464mのビクトリア山と、湖につながるビクトリア大氷原の名前はビクトリア女王から由来しているので、ビクトリア大氷原から生まれたレイク・ルイーズということかもしれませんね。
レイク・ルイーズの場所は、最寄りのカルガリー国際空港から約200km、車で2時間少々の位置にあります。
カルガリー国際空港からのバスもありますが、レンタカー(忙しい時期の予約は必須)を借りれば、ゆっくりとロッキー山脈の美しい景色も楽しめると思います。
もしカルガリー市内からの道中が晴れていれば、南北に伸びる終わりの山が見えないロッキー山脈の壮大な眺めも圧巻です。
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レイク・ルイーズのトレッキング
レイク・ルイーズには数個のトレイルがあり、子供連れの家族でも楽しめるようなコースもあります。
今回は、実際に管理人が歩いた湖畔からアグネス湖(ティーハウス)を通過して、ビックビーハイブという絶景ポイントをまわって戻るコースをご紹介します。
3000mを越える山々が見える往復約10kmのコースで、所要時間は5〜6時間ほどでした。
レイク・ルイーズの湖畔
スタート地点になるレイク・ルイーズの湖畔にあるシャトー・レイク・ルイーズは、100年以上の歴史を持つ人気の4つ星ホテルです。
レイク・ルイーズの湖畔ではカヌーが借りられるので、贅沢な景色の中でカヌーを体験するのも良いかもしれませんね。
ビッグ・ビーハイブとミラーレイク
レイク・ルイーズの湖畔から、比較的歩きやすい登り坂を約1時間。
メインビューポイントの1つであり、「大きい蜂の巣」を意味するビッグ・ビーハイブがあります。
ビッグ・ビーハイブの眼下にあるミラーレイクには、ビッグ・ビーハイブが写ります。
2枚目の画像は上下を逆にしているので、上部が湖の部分です。
はっきりと、ビッグ・ビーハイブがミラーレイクの湖面に写り込んでいるのがわかりますよね。
ちなみに、ミラーレイクの湖面にビッグ・ビーハイブが綺麗に写り込む角度を探すのに少し時間がかかりました。
完璧な角度を探してしまうと動けなくなるので、ほどほどの撮影をお勧めします。
レイク・ルイーズの山間にあるアグネス湖
レイク・ルイーズの湖畔から約1時間半で到着するアグネス湖は、氷河によって削られた鋭利な山の中にひっそりとある小さく美しい湖です。
アグネス湖には、隣接してティーハウスやピクニックテーブルもあるので休憩にも最適です。
毎日沢山の観光客が訪れるアグネス湖のティーハウス周辺には、人に慣れたリスがたくさん。
カメラのズーム機能を使えば、食事中の可愛らしいリスの姿を撮ることも出来ます。
山頂からのレイク・ルイーズが絶景
アグネス湖から、さらに1時間ほど歩くとビッグ・ビーハイブの山頂に到着。
急な登り坂もありますが、小学生くらいの子供でも登れるほどのコースです。
ビッグ・ビーハイブの山頂からの眺めは綺麗すぎて、「あー、うわー」という言葉以外出ませんでした。
眼科に見えるレイク・ルーズは、湖畔から見るのとはまた違う美しさがあります。
大きな山々に囲まれたエメラルド色のレイク・ルーズは、まさに宝石の名にふさわしい絶景です。
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まとめ
世界有数の観光地であるバンフ国立公園の中でも、特に人気が高いレイク・ルイーズ。
湖畔の景色も素晴らしいですが、少しだけ自分の足を使って見られる絶景もありました。
もしかすると、レイク・ルイーズが宝石と呼ばれるのは、「自分で経験した素晴らしい体験」が宝石のように美しい思い出になるという意味が込められているのかもしれませんね。
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