楽曲やダンス、MVなどで高い評価を受け続けるテクノポップユニットのPerfume(パフューム)。
中でもライブで見せる圧巻のパフォーマンスは、世界中のファンを魅了しているようです。
日本でも、紅白歌合戦の翌日にはパフュームの演出が毎年話題になっていますよね。
今回は、そんなパフュームがこれまでに披露してきた世界最先端の技術を用いた演出についてご紹介していきます。
この記事のもくじ
Perfumeと最先端映像技術の融合
パフュームはこれまでに、様々な新しい演出方法でパフォーマンスを行ってきました。
その多くが世界最先端の映像技術を用いた演出のため、見た人は「今のなに?」という反応が多いと思います。
実際に管理人もパフュームの生配信動画の映像技術には、毎回驚かされてばかりなんですよね。
とにかく見ていて面白いので、興味のある方は一度ご覧になって見てください。
それでは、これまでのパフュームのパフォーマンスで、個人的に印象に残ってるものをピックアップしていきます。
出典:Instagram
PerfumeのホログラフィックCG演出
2012年の「氷結 SUMMER NIGHT」では、パフュームのライブ演出にホログラフィックの技術が使われました。
暗転からライブが始まると、スクリーンにCG映像が映り、ステージ上にはパフュームのホログラフィック映像が出現。
レーザー光線が飛び交う中、遠目には実物と見分けがつかないクオリティーで、CMソングの「レーザービーム」を披露。
観客が呆然としている中で2曲目がスタートすると、途中から本人たちも登場。
6人のダンスコラボの後は、ホログラフィックが消えて本物が3曲目を歌うという圧巻のステージ。
この時は、3人の手の動きに合わせてリアルタイムでホログラフィックの映像が変化していく技術だったそうです。
このイベントは、東京、大阪、名古屋、札幌、福岡の街頭ビジョンに映されていましたが、生中継でのホログラフィックのパフォーマンスは世界初の試みでした。
ちなみに管理人は街頭ビジョンの映像で、最初に登場したホログラフィックのパフュームが本物ではないと気づくまでに、しばらく時間がかかったんですよね。
この頃は、MVやライブの評判が高かったパフュームが、さらに一段上にあがった時期だったと思います。
Perfumeのプロジェクションマッピング演出
2013年に、フランスで行われたカンヌ国際広告祭で銀賞を受賞したパフォーマンスが、ネットを中心に話題になりました。
プロジェクションマッピングは建物などの物体を、スクリーンの代わりに映像を投影する手法で、パフューム自体が動くスクリーンとして登場。
衣装に投影された映像とダンスは美しい世界観で、観客からは終始歓声が飛び交っていたようです。
*動画再生は音量注意
出典:YouTube
Perfumeと手持ちスクリーン+3DCG
2015年に、アメリカのテキサス州で行われた音楽イベント「SXSW」では、半透明の手持ちスクリーンを使うダンスと、3DCGを使ったライブ映像をネット中継で披露。
1ヶ月間だけ限定公開されたこの映像も、ネットを中心に「パフュームがすごいことになっている!」と話題になりました。
PerfumeのダイナミックVR演出
2016年の紅白歌合戦で披露した、ダイナミックVRという技術を使ったVR(仮想現実)の中でダンスをするライブ映像は、テレビで見ていた多くの人たちに衝撃を与えたようです。
ライブをしている現場も素晴らしいと思いますが、映像で見るのも面白いのがパフュームの特徴ですね。
ちなみに、ダイナミックVRの映像がどういうものかはコチラをご覧ください。
*動画再生は音量注意
出典:YouTube
Perfumeと最先端通信テクノロジー
2017年に放送だれたdocomoのCMで、Perfumeの3人は、それぞれが東京、ニューヨーク、ロンドンに別れ、同時刻に中継ライブでのダンスパフォーマンスを披露。
「距離をなくせ」をテーマに行われたタイムラグのない映像は、ライブの新しい可能性を感じましたよね。
*動画再生は音量注意
出典:YouTube
「チームPerfume」と呼ばれるクリエイター
パフュームには、「チームPerfume」と呼ばれるクリエイターたちがいます。
作詞作曲の中田ヤスタカさん、ダンス振付のMIKIKOさん、ステージ演出の真鍋大度さん、などなど。
こちらの3人は、リオオリンピックの閉会式セレモニーの演出にも関わっていました。
オリンピック規模のプロジェクトに関わるクリエイターたちが手がけているのがパフュームです。
シンクロ率の高いダンスが前提にあって、初めてできるパフォーマンスでしょうね。
☟「チームPerfume」に関する記事はコチラ
まとめ
もしかすると最新映像技術の象徴として、東京オリンピックのセレモニーにパフュームの登場があるかもしれませんね!
魅力的で斬新なライブ演出やパフォーマンスをこれからも楽しみにしています。
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