ラフティングやカヌーと同じく、夏のアクテビティとして人気の高いSUP(サップ)。
自然に囲まれた水の上で過ごしている時間は、なんとも言えない不思議な感覚になりますよね。
すでに挑戦したことがある人も多いと思いますが、実は世界大会が開催されるほどスポーツとしても確立しています。
今回は、そんなサップの世界大会で優勝した天才少年、荒木珠里くんの経歴や出身、すごいと話題の家族についても調べてみました。
この記事のもくじ
荒木珠里のプロフィール
名前読み:あらき しゅり
生まれ:2006年
出身地:沖縄県名護市
競技:SUP(サップ)
荒木珠里のSUP(サップ)経歴
荒木珠里くんがサップを始めた詳しい年齢はわかりませんでしたが、9歳の頃には全日本サップ選手権に出場していました。
海が身近な沖縄に住んでいるので、おそらく小学校入学前には始めていたと思われます。
2017年には、米国カリフォルニア州で開催されたパシフィック・パドル・ゲーム(PPG)に出場。
男子の年齢別クラス(9〜11歳)で見事に優勝しました。
パシフィック・パドル・ゲームは3回目の挑戦だったようですが、アマチュアが出場できる大会としては世界最大規模のようです。
ちなみに、この大会を中学生で優勝した沖縄出身の選手がいますので、ぜひコチラもご覧ください。
2018年には、ハワイで開催されたM2Mという世界大会に出場。
14歳以下が出場したジュニアの部で最年少優勝をしました。
結果を出し続ける荒木珠里くんは、アスリートとしての成長と将来の活躍が楽しみですね。
SUPはどんな競技?
SUPは「スタンド・アップ・パドルサーフィン」の略ですが、サーフボードのような形をした板に乗ってパドルを使って操作するスポーツです。
日本でも水辺のアクテビティとして浸透してきましたが、今のところ大会では2つの部門が主流のようですね。
一つ目は、障害物を避けながらターンの正確さや速さを競う「テクニカル部門」。
二つ目は、決められた距離でタイム競う「ロングディスタンス部門」。
荒木珠里くんが2017年に出場した世界大会は、約2kmのテクニカル部門と10kmのロングディスタンス部門がコースでした。
その両部門で荒木珠里くんは優勝して、完全総合優勝を勝ち取ったんですよね。
さらに、2018年に優勝したハワイのレースでは、島と島にある海峡で45kmの距離を渡りました。
休日のちょっとした遠出くらいの移動距離ですが、小学生が45kmも漕ぎ続ける体力があるのは驚きですよね。
荒木珠里の父親と姉もすごい
荒木珠里くんには、4歳年上の帆華(ほのか)さんというお姉さんがいます。
父親は荒木汰久治(たくじ)さんという方で、サップの選手でもあります。
2015年の全日本サップ選手権では、小学生部門(珠里くん)、一般女子エリート部門(帆華さん)、一般男子エリート部門(汰久治さん)で親子3人が優勝。
姉の帆華さんは当時中学2年生でしたが、大人も混ざった年齢制限がない部門での優勝だったので、サップ界ではとても話題になったそうです。
荒木珠里の父親は有名人
荒木珠里くんの父親である荒木汰久治さんは、サップ界では有名人らしく、プロのライフセービング選手でもあるとか。
1996年の全日本ライフセービング選手権では、サーフ・スキー部門で優勝もしたそうです。
現在は、オーシャンアスリートという肩書きで活動しながら、サップのレッスンなどもしています。
過去には、サップで日韓(対馬〜釜山まで約50km)縦断など、アスリートとして競技をしてきた一方で数々の冒険にも挑戦。
荒木珠里くんが2018年にジュニアの部で優勝したハワイの大会では、父親の荒木汰久治さんも日本人の歴代最高に並ぶ3位を獲得しました。
荒木珠里くんがサップを始めたのは、父親の影響が大きかったようですね。
いつか親子対決も実現しそうなアスリート家族ですが、その日が来るのを期待しています。
☟家族の影響を受けたアスリートについての記事はコチラ
SUP(サップ)がオリンピック競技になる可能性も
なんでも、サップが2024年のパリオリンピックで新種目に加わる可能性があるとか。
サップがオリンピック競技になる可能性を知った荒木珠里くんは、当然ながらオリンピック出場を目指しているようです。
まだ決定ではありませんが、荒木珠里くんがオリンピックで活躍する姿を見てみたいですね。
まとめ
荒木珠里くんのように新しいスポーツで若い世代が活躍するのは嬉しいですよね。
父親の荒木汰久治さんと一緒に、これからも日本のサップ界を盛り上げてくれるでしょう。
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