アメリカでは、グランドキャニオンと同じくらい人気があると言われる『ザイオン国立公園』。
ザイオン国立公園内には、標高およそ2000mの巨大で大迫力な岩の壁が点在しています。
絶景の宝庫とも呼ばれ、壮大な大自然を求めて多くの観光客が訪れるようです。
そんな、ザイオン国立公園の特徴や美しい見所、入園料(入場料)についてご紹介していきます。
この記事のもくじ
ザイオン国立公園の人気がすごい
ザイオン国立公園(Zion National Park)は、アメリカのユタ州にあります。
ユタ州は5つの国立公園がある自然豊かな州です。
僕は以前、2ヶ月ほどユタ州の州都であるソルトレイクシティに滞在していました。
滞在先のソルトレイクシティ市民から最も観光を勧められた国立公園が、ザイオン国立公園だったんでよね。
ザイオン国立公園は日本ではあまり知られていませんが、ソルトレイクシティ市民からは絶大な人気がある大自然の宝庫。
アメリカでは、グランドキャニオン並みに人気がある国立公園だそうです。
ザイオン国立公園は聖域
古代ヘブライ語で「聖域」と名付けられたザイオン国立公園の最大の特徴は、長さ24km、深さ800mの巨大なザイオン渓谷です。
年間300日以上は夜間の冷え込みが厳しく、霜や氷の融解によって岩が割れて特徴的な形になると言われています。
およそ8000年前には、アメリカの原住民族がザイオン国立公園の地域に住みつき、8世紀から13世紀まではアナサジという先住民族が神秘的な文化を築いていたそうです。
今でも、岩の壁には昔の先住民族が使用していた食物の保管場所が残っているらしく、人類の歴史的にも価値がある場所のようですね。
ザイオン国立公園の入園料(入場料)は?
ザイオン国立公園の入園料は、車1台(15人まで)$35で7日間有効。(2019年7月現在)
日本からの旅行で15人以上の団体になることは無いと思いますが、友人や家族など大人数で行くとお得ですね。
公園内は「ザイオン・キャニオン」「ナローズ」「マウントカーメル」「コロブキャニオン」という4つのセクションに別れています。
ザイオン・キャニオンが一般的なメイン観光地で、ロッジや無料シャトルバスが走っているのもここだけです。
ザイオン・キャニオンのトレイル
ザイオン国立公園と言えば、トレイルを歩くのが大人気です。
ザイオン・キャニオンには、普段着でも歩ける簡単なトレイルから装備を必要とする過酷なトレイルまであるようです。
観光の設備も充実していて、トレイルが選べるのも良いですよね。
ザイオン・キャニオンのビッグ・ベンド
ビッグ・ベンドは「白い王座」と呼ばれる732mの一枚岩で、ヨセミテ国立公園のエルキャピタンに次ぐ、世界で2番目に大きな一枚岩です。
赤色をだす鉄分のミネラルがなくなったことで岩の上部が白くなったそうです。
とても不思議で神秘的な岩ですよね。
ザイオン・キャニオンのエンジェルス・ランディング
世界の終わりが来る時には、エンジェルス・ランディングの頂上に天使が舞い降りると言われているそうです。
エンジェルス・ランディングには往復4時間のトレイルがありますが、標高差が約1500mもあり、上部の方は鎖につかまりながら進むようですね。
「すごく怖そう…」
息を呑むような絶景を見たい体力に自信のある方は、挑戦してみるのも良いかもしれませんね。
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まとめ
ザイオン国立公園は圧倒されるような巨大な岩の景色に注目されがちですが、木々や川の美しさと、ザイオン国立公園に暮らす動物など、自然のバランスの良さも人気の理由のようです。
雄大な景観のザイオン国立公園に足を運べば、きっと素晴らしい体験が待っていると思います。
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